古物市場への入場の条件

古物市場とは

古物市場とは古物商間での古物の売買、交換するための市場をいいます。

この古物市場を開催するためには、古物商許可制度と同じように古物市場主の許可を受ける必要があります。

古物商が古物市場に入場するには、古物商許可を取得していることが必要最低条件となります。

もっとも、古物市場は公的な機関ではなく、一般の民間の方々によって運営されています。
ですから、どのような人物を古物市場に参加させるかは、基本的に自由に市場主が決めることができるため、古物商許可証を取得済み出ること以外にも、入会に様々な条件が課されている事があります。

例えば、入会の際に入会金を納付しなければならないケース（古本等の場合は、会費が数十万円になる場合もあります）や、有力会員数人の推薦が必要なケース（美術品に多いようです）もあります。

また、自動車やバイクのオークション会場のように、許可取得後1年以上継続して営業をしていることを求められることがあります。

古物市場は、そこに集まる物や人もさまざまであり、ご自身にあった市場を見つけるには時間がかかるかもしれません。とにかく現場に足を運んでみて、まずは市場の雰囲気をつかむことから始められてはいかがでしょうか？